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2017年3月

3年後の予約

いつもありがとうございます。塾長です。

春期講習6日目。

受験が終了した生徒の保護者様から頂いたコメントを読み返しています。

共に受験生を支えた同志の方々の言葉は重みがあり、とてもありがたく感じています。

4月から受験生となる学年の生徒と三者面談を行っていますが、まだエンジンはかかっていない状態です。

毎年のことですが、これから徐々に動いてもらいます。

卒業する講師の最終授業が全て終了しました。

4年も5年も勤め、多くの生徒をサポートし、教室の奇跡の歴史を作ってくれたことに感謝しています。

新天地での活躍を、年に数回ある講師懇親会に来て、話してくれることを楽しみにしています。

海外で生活していた元講師も、帰国し日本の企業で来週から働くそうです。

皆それぞれ、新しい場所で活躍してくれることは、卒業生が育っていくことと同じくらい私の生きる糧となっています。

しかし現実として優秀な講師が減りキャパオーバーに陥っています。

卒業生を中心に、新たに教室を支えるメンバーが増えてくれないと、教室の存続自体が危ぶまれます。

質を落とすくらいなら、講師が増やせない状況で賄える人数の生徒数で運営していくしかありません。

今回の高校受験を経験した生徒数名には、「3年後に講師となって恩返ししてください」とお願い、いや、予約しておきました。

私も4月からAO入試対策の集団授業を行いますが、個別の授業も担当しないといけないかもしれません。

いつまでたっても、課題は減らず休みは増えず、です。

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AO入試は下剋上

今日もありがとうございます。塾長です。

新年度から行う、各大学AO入試の対策授業の準備をしています。

最近高校生やその保護者様に訊かれることが多いのですが、AO入試を勘違いしている方が結構います。

学力がある → 一般受験

評定平均が高い → 指定校推薦

そのどちらでもないが行きたい大学(学科)がある → AO

一般的にはこのように捉えられているようですが、半分正解で半分は間違っています。

確かに、私の所に助けを求めてくる受験生は、「学力が足りない、評定平均も低い。しかし何とかして〇〇大学の△学科に進学したい」と相談してくるので、結果的にそのような人たちを合格させてはいますが、AO入試は逃げの受験ではありません。

自分は将来こういうことがしたい。

そのためには大学でこういうことを学びたい。

そのことを学ぶにあたって最も私を伸ばしてくれる、私にマッチした指導方針や学習環境を与えてくれる可能性が高いのが〇〇大学△学科だ。

だから私はそこを受験したいし、大学側は私を入学させるべきだ。

そこで大学側にそれを判断してもらうために、与えられた課題を提出し、どれだけ私がその学部(学科)にふさわしいか確認して頂きたい。

という感じです。

これらは授業でも話しますが、私の考えでは、「AO入試は最も攻めの入試制度」です。

但し同じ攻めるのでも、私の元には後が無い人しか来ないので、まさに大学入試の下剋上だと私は感じています。

指導をしていて思うのは、一般入試のほうが遥かに楽だということです。

それは私が、「合格を目指しているのではなく、その先の就職活動や、就職してから飛躍できる人間を育てよう」また、「どうせ合格するなら、断トツで高い評価を得て合格するような受験生になってもらう」と考えて指導しているからです。

一般入試ならば、ある一定ラインの問題が解けるようになれば良いのですが、社会人として組織に所属し結果を出す場合、そう簡単に正解が出るわけではありません。

例えば、性能の高い製品を作ったからと言って、発注元の意向に沿ってなければ買ってもらえません。

即ち、元々正解のある一般入試の問題を解けるようになるより、AO入試対策を通して培ってもらう「正解が一つとは限らず、また、人によって正解が変わってしまうような社会の中で、同期やライバル社よりもプラスにとってもらえる人間になる」ほうが、大変であり価値があるということです。

というわけで私は、マニュアルのようなもので指導をすることはありません。

それぞれの受験生の個性をどのように生かし、それを大学側に受け取ってもらうかを考え生徒を指導していきます。

メインは「考え方」です。

練習して上達するような内容は、どこでも行っているので気にしません。

考え方を身につければ、その他が多少劣っていても受からせてきました。

ただ、それが難儀で、夏場に具合が悪くなる原因は殆どそれです。

私が年間4~5回依頼を受ける講演は、殆どが経営者向けのセミナーですが、その内容を受験生用にアレンジしているので、就活どころか、独立起業してからも役には立ちますが、高校生に理解してもらうのは大変です。

新年度は、考え方や最低限できないと私が指導上大変になることがいくつかあるので、共通で重要なことを集団で講義します。

また、いつもより早く始動し、夏に私が苦労しないようにします。

先日、同じ変人仲間の Gゼミナール 小川先生が遊びに来たので、その集団講義を動画に撮影すると言ったら、「各県2名限定で売ったほうがいい。100人聴講生が集まりますよ」とアドバイスをくれたので、考えておきます。

いずれにせよ、AO入試を甘くみてはいけないということと、小手先のテクニックやマニュアルではなく、考え方が大事であるということです。

またそれは、公立中等教育学校の適性検査やグループ活動にも同じことが言えるので、私はその指導にも考え方を重視してしつこく言います。

今日のまとめ

AO入試は大学受験の下剋上、攻めの姿勢が無いと勝てません。

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最後の合格発表

いつもありがとうございます。塾長です。

表面上は平静を装っていますが、高校入試の結果を引きずっています。

前回、公立高校入試発表日に、結果を受け慌てて、エールを送るブログを書きましたが、生徒たちと話すと、ダメだったショックからは立ち直って、新しい高校生活について講師たちと話しているのを授業中に耳にするようになったのが救いです。

開校以来10回、内申不足のチャレンジャーたちをメインに公立高校入試に送り出していますが、全員合格できたのはそのうち4回のみで、それ以外の5回は、各1人は残念な結果で、昨年が過去最多の2名不合格でした。

しかし今年はそれより人数が多く、心の中で大丈夫だと思っていた生徒がダメだったこともあり、例え「積み重ねた経験が大事」とわかっていても、辛いものがあります。

もちろん、スタッフと確認しましたが、過去最大のバックアップ体制で臨んでいたのは事実ですし、それは受験生が一番感じていると思います。

講師たちは全力で取り組んでくれましたし、教務や管理に関して悔いはありません。

しかし、結果を出さなければいけない世界で、涙をのんだ受験生が数名いたことが、心に引っ掛かって離れないのです。

生徒には途中の過程を大事にしろと言いますが、教室を知らない人から見れば、結果しか判断基準が無いので、私は塾のトップとして結果を出さなければならないのです。

それでも信頼して通ってくれている生徒たちのために新年度や春期講習の準備を進めています。

また、残念だった受験生に対し、今後の高校生活をどうするかをよく話し合いました。

そのような中、一番最後に残った一般受験生の合格発表が昨日ありました。

当校の卒業生ですが、国公立大学の一般受験をするのに戻ってきた昨年の夏休み時点ではボロボロの状態でした。

それを高校受験の時に指導していた講師が中心となってフォローし、苦手な英単語を授業後に居残りで口頭試問したりと、根気強く支え、センター試験で全教科平均82%の得点率、その結果、前期日程で神奈川県立保健福祉大学看護学科に合格しました。

ちょうど発表日の昨日は、その生徒の卒業式でした。

最後にその報せを受けて少し救われましたが、悔しい思いをした受験生に対しては、今回のことを糧にし3年後に羽ばたいてもらいたいと、ボロボロの身体に鞭打ってバックアップしていきます。

公立高校合格者

厚木高校 1名

平塚江南高校 1名

海老名高校 1名

秦野高校 3名

弥栄高校 1名

伊志田高校 3名

荏田高校 1名

厚木北高校 1名

伊勢原高校 1名

合格おめでとうございます。

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将来に向けて

今日もありがとうございます。塾長です。

昨日の公立高校合格発表では、全員合格とはいきませんでした。

D判定から逆転合格をした生徒が5人いましたが、そうでない生徒もいたわけで、とても複雑な気分です。

同じ高校を受験したある二人の受験生の得点を見ると、あとたった3問くらいで明暗が分かれていました。

残念ながら、入試というのはそういうものです。

私も悲しくなりますが、どれだけ頑張ったか、勉強したかではなく、出てきた数字で結果が決まってしまう大人の社会を、人生で最初に味わうのが入試でしょう。

不合格だった生徒は、初めての試練で転んだ気持ちになり落ち込んでいると思います。

しかし、いつも話していたように、これが人生のゴールではなく、ただの通過点に過ぎないということを、再度思い出して下さい。

大人に向かうにつれ、もっと辛い、越えられないような壁がいくつも出てきます。

人それぞれ人生のストーリーが違えども、何かしらの壁や障害があることはほぼ共通しているでしょう。

今、あなたが転んだのは、その先でもっと大変なことがあっても耐えられるように、転んでもけがをしないように、その練習です。

私は高校も大学も第一志望はおろか、第三志望にも合格できませんでした。

それどころか、最初に入学した高校は中退しています。

ではそんな私が経営している塾はダメなのでしょうか。

私はダメな人間なのでしょうか。

自分ではダメ人間だと思っていますが、ありがたいことに宣伝や集客をしなくても、当校の生徒に対する取り組みを知っている方々やその方々からの紹介のおかげで運営できています。

今振り返ってみると、もし最初に入学した立教(現在の立教新座)高校から立教大学へ進んでいたら、絶対にこのような多くの人々に支えて頂ける学習塾はできていないと確信します。

私が最初に師と仰いだ漫画家の赤塚不二夫先生(故人)に出会う21歳の時までは、ここにも書けないような苦難の連続でした。

傷つき苦しんで、それでももがきながら生きてきたから、どのような生徒の相談でも解決の糸口を見つけることができるようになったのだと考えます。

赤塚先生も中卒ですが、手塚治虫先生に憧れて看板のペンキ職人から上京し、おそ松くんや天才バカボンなどのヒット作を世に送り出しました。

昔ブログにもよく書きましたが、赤塚先生は才能もありましたが、若い時はかなり苦労をされています。

当時一番安かったキャベツだけをずっと食べていた話や、同じトキワ荘に住む石ノ森章太郎先生(仮面ライダーなど)が先に売れていたので、お金のためにその手伝いをしていた話から、売れても稼いだお金を持ち逃げされたりなど、苦労話は数えきれないくらいあります。

けれどもその苦労が、後の作品作りに生かされているのだと、話をしていて伝わってきました。

つまり、挫折や苦しい経験は、それ自体が自分自身を作る糧となるのは、偉人でも一般人でも変わらないということで、大人になってからも失敗はするけれど、自分自身が成長していれば、それに耐えたり、善後策をすぐに見つけられるようになるということです。

もちろん、苦しんでつかんだ栄光にも大きな価値があり、それによって成長もします。

しかし、大事なことは、いかなる事象、経験からでも、その人の考え方によって成長ができるということを知っておいてほしいですし、そういうことを考えられる人間を教室で育てているつもりです。

数日間落ち込んでもいいと思います。

努力した人ほど、その落ち込みは激しいでしょうから、どうぞ思いっきり落ち込んで下さい。

私や講師も、例年以上のケアをしてきたのは明白なので、落ち込むというか、複雑な心境でいるのは同じです。

しかし、先を見て立ち上がっていきましょう。

正直、どこの高校(大学)に行ったかではなく、そこで何を得たかが、その後の人生を大きく変えるのです。

私のように高校に行かなかったことで多くを学び、そして通信制の高校から大学院までやり直し、首席を通したという人間が言っているので間違いありません。

私が生きてこられたのは、周りの人の支えがあったからだと感じているので、家族や友だちだけでなく、他人に対する思いやりのある人間になることのほうが、社会で生きていくために必要だと思います。

これからですよ。

頑張っていきましょう。

合格した人、近くに悔しい思いをしている友だちがいたら、そっと支えてあげて下さい。

大学受験では逆転することが数多くあるので、先を見て生きていきましょう。

結果に関わらず頑張った人たち全て、例年通り卒業後もずっとケアしていきますよ。

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