« 葛藤 | トップページ | 第3の面談スペース »

生きる原動力

今日もありがとうございます。塾長です。

 


 

10月初旬に行われた模試の結果を中3生に返却しています。

 


 

例によって一人ずつ塾長からの解説とお説教付きで。

 


 

説教をしながら、前日のことを思い出していました。

 


 

いつものように相談に来た卒業生と話をしていたのですが、相談が大人の内容だったので、彼女の成長を感じるとともに、自分も老けたと実感しました。

 


 

中3だった5年ほど前は、私が説教をするたびに家に帰って悔し泣きをしていたことなど、つい昨日のようです。

 


 

統計的に卒業生の相談内容で最も多いのは、女子が恋愛、男子が進路ですが、どのような内容でも、彼らにとっては深刻ですから、真剣に回答しています。

 


 

そうやって、勉強のこと以外でも、人生で大事なことは、先に生きるものとして伝えていく義務があると、相談に乗っています。

 


 

しかし、女子は恋愛相談するのに、何で男子は私に恋愛相談をしないのでしょうか。

 


 

塾長に相談しても解決しないと思われているのでしょうね(笑)

 


 

実際に相談した人は納得でしょうが、皆、相談した女子は、すっきりした顔で帰ることが多いのに。

 


 

一つ言えるのは、私は、進路相談であろうと恋愛相談であろうと、全て全力で解決しようと考え行動しているので、それが相手に伝わっているのだと思います。

 

こういう時、自分が世の人の役に立っているのだと感じ、辛い人生であっても生きていて良かったとつくづく思います。

 


 

また、今塾生たちがしている学習(勉強)が、例え直接「人生で生きる力」と直結しないような内容であっても、苦労して課題を克服していく過程で、そのような生きる力を身につけて欲しいと願っています。

 


 

昔、東海大学の北門前のコインランドリーで、見知らぬ学生と見知らぬおっさんがもめていました。

 


 

その時も仲裁に入り事情を聞いて、学生に非が無いとわかり弁護しようとしたら、そのおっさんが包丁を持って突っ込んできたことがあります。

 


 

かみさんは真っ先に逃げたのですが、私とその学生はテーブルを挟んでおっさんと対峙することになり、ああ、他人の喧嘩の仲裁で死ぬんだ。と思いました。

 


 

その時はかろうじて助かりましたが、以来、人を助けることに臆病になりました。

 


 

それでも頼られたら身を削ってでも何とかしようと言うのは変わっていません。

 

昔、人生相談をしていた関係で、今でも結構な人数の方々から相談を受けます。

 

5年前、廃人だった人を社会復帰させるべく力を貸したことがあります。

 


 

出会った時は「僕の目標は、自分の部屋から見えるあの電信柱まで歩いてたどり着くことです」と言っていました。

 


 

私は「地獄」と和訳した「シルバーウィーク」の時、彼の妹から連絡がありました。

 


 

「兄が就職できて、彼女もできて、やっと、社会人としてまともな生活をスタートさせることができました。あの時塾長に助けて頂けなかったら、今の兄は存在しないので、本当にありがとうございました」

 


 

できれば直接本人から聞きたかったのですが、それでも、私が彼の途絶えそうな人生から、今の状態へと戻せた一助になったのであれば、私がしたことは無駄ではなかった、生きていて良かったと思いました。

 


 

今も命がけで人助けをしていますが、正直疲れています。

 


 

話を聴くたびに、世の中というのは理不尽・不条理だと思うことが多いからです。

 


 

特に弱者を痛めつける者、それが、法律上逃げられないような環境だったり、心や道徳ではなく、それ以外の圧力で支配したりしている人間が優位に立っているような場合、非常に憤りを感じます。

 


 

多くの人々を救い、そして救えなかった人もいますが、自分が若い時に受けた年長者からの恩は、自分より下の世代に返してくことがすべきことだと、ひたすら続けています。

 


 

今この瞬間でも、本当に許せないような人間がこの世にはいるものです。

 


 

しかし、いくら私でも、その被害者を救えない場合もあります。

 


 

その時に心の中に大きな葛藤や苦しみが生まれ、「もっと勉強や経験を積んでおけば、こんなに辛くならないのに」と、この歳になって痛感します。

 


 

本当にどうにもならなくなった時、過去に救えなかった人々に謝罪しつつ、自分の道を断つつもりでいます。

 


 

私がそんな風に、塾の教務以外のことをしていても、結果的に学力が上がる生徒は多いので、その主役である講師たちには感謝しています。

 


 

エネルギーは卒業生たちの嬉しい報告や、笑顔ですね。

 


 

今いる塾生も、エネルギー予備軍として、現在の課題である学力向上のお手伝いをさせて頂き、幸せになってもらいます。

 


 



|

« 葛藤 | トップページ | 第3の面談スペース »

塾長の記事」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/548806/62575267

この記事へのトラックバック一覧です: 生きる原動力:

« 葛藤 | トップページ | 第3の面談スペース »