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合格発表の日に

今日もありがとうございます。塾長です。

私は高校受験も大学受験も、第一志望校に合格したことがありません。

だから、受かる喜びを知らぬ男です。

高校受験の時の第一志望は埼玉県立川越高校。

兄が通っていたので自分も行けるかと思っていましたが、そんなに甘くはありませんでした。

塾に通っていなかったので、本屋で買った問題集をひたすら解きました。

分からない問題は誰に聞くこともできず、ひたすら自分で解答を読んでいたことを今でも覚えています。

当時は個別指導など無かったので、中2の時、集団塾に2か所行きましたが、自分で勉強したほうがマシだと辞めました。

独特の空気が嫌でしたね。

高校も辞めましたが、塾も辞めるという、今思えば何事も続かない人間でした。

第2志望は慶応義塾志木高校。

第3志望は慶応義塾高校。

ここまでアウト。

以下滑り止めで受かったのは

立教(現在の立教新座)、法政一高、城北埼玉、西武文理(英語)、城西大川越と、何でそんなに受けたのかわかりませんが、同級生が多い世代でしたので、埼玉ではそれが普通でした。

結局立教に行きましたが、辞めて家出したので立教大学生にはなれませんでした。

30歳で大学受験時の第一志望は山梨医科大学医学部(現在の山梨大学)。

翌年もダメで、教員志望に切り替え、唯一受けていた医学部以外の東海大学教養学部へ。

ということで、志望校に合格した時の気持ちが理解できないのです。

だからこそ、自分の塾生たちには、何としてでも第一志望校に受かってもらい、その気持ちを分かち合いたいと思っています。

昨日の合格発表で、最初に電話をしてきたのは、中学校の担任から「ダメな生徒」のレッテルを貼られていた受験生でした。

確かに内申では、秦野高校の合格者平均から遥かに低い数値で、一般的には「無理」と言われるかもしれませんが、私はその担任の言動に納得がいきませんでした。

「お前は無理だ。」とか「秦高はやめておけ。」とか、私たちから見れば当日点で何とかなる可能性があるのに、内申と、1年生の時の素行で判断するなんて。

だからこそ私は「内申は無視、俺たちの言うことだけ聞いて進め。そして、担任の鼻を明かしてやれ。」と、鍛え続けました。

当日の自己採点では、2次で何とかなる点数だと判断しましたが、いつものように発表まで特に生徒たちには、大丈夫ともダメとも、何も伝えないでいました。

結局合格し、真っ先に学校の担任に対し彼が言った言葉が「合格しました。成績なんて関係ないですね。」痛快です。

その後に校長先生から「正直無理だと思っていたよ。」と言われたらしいですが、節穴ですね。

その他にも、8年間で最もチャレンジャーが多かった割には、続々と合格の報告が届きました。

ただ、全員ではありません。

1人だけ、だめでした。

私が冒頭に書いた気持ちを味わった生徒が今年も一人いると思うと胸が痛みます。

ただ、本人も保護者様も無理だと納得した上での受験だったので、これが3年後の進路選択時に活かされると信じています。

受験前から各生徒に話していますが、15歳といったら、たかだか5000日程度生きてきただけで、それで初めて出会った壁が人生最大の難関なわけないでしょう。

これからもっと大きな壁を乗り越えなければならない、その練習の一つに過ぎないよ。

今回の受験が成功しても失敗しても、それを糧として次の壁を乗り越えられるような経験としなさい。

そうすれば、よりよい未来が拓けるから。

これはダメだった時の私の言い訳を先にしているわけではなく、常に、先を見越して動いて欲しい、その場その場の結果だけに固執しないで欲しいという気持ちからの言葉です。

数名の保護者様と話しましたが、「私立のお金を用意した。」「もうだめだとあきらめていた。」「無理やり志願変更させればよかった。」という言葉からも、自分のお子さんが、今回かなりチャレンジをしたことをわかっていらっしゃったようで、加えて私たちの苦労や努力もご理解下さいました。

しかしその言葉を発した方々のお子さんは結局全員合格していました。

だから、そのような気持ちで10日間を過ごしたこともまた、未来への糧になるのでしょう。

入試まで在籍してくれた8期生23人は、皆よく頑張ったと思います。

これで当教室の実績は、高校受験151人中、第一志望校合格は146人となりました。

私は、146人の笑顔の価値と、5人の痛みを背負って、次の受験へと向かいます。

全員合格まで禁酒している私は今年も祝杯はあげられませんでしたが、実は3か月前に、元講師が地元の教員採用試験に受かったお祝いでアルコールを何年振りかで口にしました。

私としては、教室出身講師の教員採用試験合格がこれで全員になったので、そのお祝いとして当事者と乾杯しビール一杯を飲んでしまったのですが、受験生全員合格に匹敵するほど大事なことだったので。

次にお酒が飲めるのはいつになるかわかりませんが、そうですね大好きですから、1年に1回くらいは飲みたいです。

授業後に行われた、2月生まれの講師お誕生日会では、皆、安堵していました。

これだけのチャレンジでこれだけの実績を出せたのは、その講師たちのお蔭、またまた、金運には恵まれないけど人運には恵まれていることを実感した日でした。

今日は教室の外観改修工事です。

加えて人手不足解消のための求人活動をもっとしなくてはなりません。

確定申告も忘れていました。

入試が終わっても、まだまだ休めそうにありません。

今日発行のタウンニュース秦野版の一面に、教室名変更のお知らせが載っています。

近隣地域の皆様、そういうことなので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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