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まだまだ甘い

いつもありがとうございます。塾長です。

昨日、ある受験生から、志望校を変更するか相談を受けたのですが、かなりきつい話をしました。

秦野市は昨年度に比べて、180人ほど中3生が減りました。

近隣地域で最も大幅減です。

伊志田高校と伊勢原高校が1クラス減の募集定員ですが、近隣の中3生人口から考えても、そんなに倍率が高くなることはないと予想しています(人気もあるので実際はどうなるかわかりませんが)。

その高校の話ではないのですが、必死に勉強しているように見えないのに、夢みたいなことを言うので、客観的な数値を基にした話はしましたが、それより長く、取り組む姿勢(心の持ち方)についての話をしました。

つまり、今のままの取り組み方では、模試に記した第3志望まで全て届かないと伝えたのです。

模試の返却はまだですが、毎日誰かしら受験生に叱責しているのを、自習や授業に来ている生徒は聞いているのか、黙々と課題をこなすようにはなってきています。

とにかくずっと解説や質疑応答をしているか説教をしているかどちらかのような毎日ですが、勉強している生徒たちを見ていると、していない生徒が心配でなりません。

確かに、言っても来ない生徒もいますが、演習でこちらの提示している数値に達していれば、特に何も言いません。

つまり結果を出してくれれば良いのです。

入試は、どんなに頑張ったからと言って、「頑張ったで賞」みたいに得点を加算してくれるわけではなく、努力の結果=テストの点数で判断されてしまいます。

そのテストの結果を良くするために、努力をしてもらっているのですが、毎年変わらず、努力をしている生徒の方が、結果が良くなる傾向はあります。

だからそうして欲しいと言っているのですが、響く人と響かない人がいるのも事実です。

私がある受験生に、かなり厳しくダメ出しをしているのを見ていた他の受験生の保護者様から、そのおかげでお子さんの意識が変わったと電話をもらいました。

私もスピッツのように、受験生と見れば吠えているわけではありません。

しかし、他人への叱責でもそれが他の受験生に良い影響を与えたのであれば、一石二鳥以上でしょう。

帰る時には涙目になっていた冒頭の生徒ですが、私にとってその生徒が泣こうがわめこうが関係ないです。

その生徒に、合格発表後に笑ってもらうためならば、鬼にでも何にでもなります。

生徒が言うことを聞いても聞かなくても、塾の内容を知らない人たちには、塾としての実績は結果でしか判断してもらえませんので、そういう意味では受験生と同じです。

受験を通して人生を教えてはいますが、「結果を出さなければいけない」と言うことは、今後社会人になれば誰もが職種に関係なく要求されることなので、今から覚えておいて損は無いです。

授業後、授業が終わった講師たちが一斉に自習室に行って、残っている生徒たちに時間いっぱい指導していました。

普通ならば授業が終わったのだから、自分の残務処理をすればよいのに、受験シーズンは毎日こういう流れが教室の伝統です。

それだけ生徒たちを想ってくれる講師たちがついているのに、生徒がそれに応えてくれなかったらもったいないです。

逆に、その30分のありがたみをわかってくれる生徒や保護者様に支えられて、うちの教室が何とか存続できているのでしょう。

ありがたいことです。

まだまだ甘い受験生たちですが、講師たちの想いは、いつか届いてくれると信じています。

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