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愚者のランプと賢者の利器

いつもありがとうございます。塾長です。

昨日の朝日新聞天声人語は、最近保護者様から増えている相談に関連する内容でした。

民間会社の調査によると、現在の女子高生がスマートフォンや携帯電話を使用している時間は、1日平均で6.4時間だそうです。

これが、スマホの普及する前の、今から7年前の調査では124分だったそうで、同じ年齢の高校生たちが、今はこの時の3倍もの時間を、スマホに費やしていることになります。

保護者様からは、「うちの子は携帯ばかりいじって、依存症なのではないか。」と、最近よく相談を受けるようになりました。

そこで私、街中や電車、ファミレスなどで注意深く観察してみたのですが、とにかく携帯を触っている若者が多いこと。

それは、決して独りでいるからではなく、友人たち数人と集まって会話しながらも、携帯をいじっているのです。

その光景はまさに「依存」としか言いようがないものでした。

当然、1人の時はそれが著しく、電車内などでは顕著です。

スマホの普及で、インターネットやSNSなど、今までパソコンでしかできなかった事が多くできるようになりました。

わからないことは全てスマホが教えてくれる、まさに「スマホ大先生」のような便利な時代になりました。

しかしその先生のお蔭で、便利の代償として失ったものも大きいと思います。

私がスマホを所持しているにもかかわらず、その使い勝手が悪いという理由で、携帯電話をもう一台契約しているという苦労を話しても、スマートに利器を使いこなす人たちは理解してくれません。

私のようなシーラカンスは取り残されていく運命にあるのはしょうがないことですが、スマホ依存の若者たちの子どもの世代がどうなってしまうのか、心配です。

ある公立高校のオリエンテーションから戻ってきた生徒が、「ひたすら電子辞書がダメで紙の辞書を使用するよう叩き込まれた。」と担当講師に言ったそうです。

確かに、辞書を引く効果は、その単語や漢字を知るという以外にもあるのは間違いありません。

苦も無く速く調べられるようになれば、実力も倍増していくでしょう。

教室でも、中学生が授業中にわからない単語や語句があると、講師はすぐに教えることなく、わざと辞書を渡して調べさせます。

しかし高校生は、もう殆ど電子辞書を持っていますし、私も電子辞書は使用するので、ある年齢からは仕方がないのかと、それに、電子辞書は依存症にならないので、まだましかな(笑)

とにもかくにも、スマホが「愚者のランプ」か「賢者の利器」かは、その人次第。と天声人語は締めくくっていました。

人と人とは所詮アナログで繋がっているものだと言うことを知っている、感じている人は、同じスマホを利用していても、リアルでは他者とのコミュニケーションを上手にとる努力をしていると、私は講師たちを見て実感しています。

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