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塊と流れ

いつもありがとうございます。塾長です。

自習室で中3生に歴史、高3生に大学からの課題レポート作成の指導をしていました。

地理や歴史など

「覚えるだけで得点できる。」

というのは嘘だと思っている生徒が結構います。

というのも、日露戦争→ポーツマス条約とだけ覚えても、必ずしも「日露戦争と明確に書いてある問題文が殆ど無いからです。

単語を覚えるように、それだけ覚えても、また、「1905年」と言った年号を覚えても結局は「使いこなせないで終わっている」から、覚えても得点できないのです。

実際に覚えるだけで得点するためには、塊で覚えることです。

特に「これらの出来事を古い順に並べよ」など、高校入試出題者の大好きな問題などは、年号を完璧に覚えなくても、「日清・日露戦争」という塊を作り時系列で流れを覚えていれば得点できます。

例えば江戸の三大改革。

3つの改革名と、それを行った人物を覚えるのは当然のこと、「江戸の三大改革」という枠の中に、時系列でどういう流れかを書けるように、その関連事項を塊で覚えます。

そうすれば、直球で勝負してこない問題(例:江戸時代に詠まれた狂歌:白河の 清きに魚も 住みかねて もとのにごりの  田沼恋しき において、白河を表す人物が行った改革について「清き」と「にごり」の意味を踏まえて100字以内で説明せよ・・・など)にも答えられるでしょう。

さらに、今の中学生は、とにかく歴史の流れ、時代の順番などが全くわかっていないので、数直線を書いて、そこに大まかな日本の2千年間のできごとを書けるように覚えて下さい。

決して一つずつ覚えるのではなく、ある程度の塊で覚えるのです。

これは地理でも同じで、日清・日露戦争について話しをしても、日本近辺の各国の地理的な関係がわかっていないと、「なぜせっかく手に入れた遼東半島を、三国干渉により手放さなければならなかったのか=遼東半島をロシアが位置的に欲しがる理由や、ドイツ、フランスの目論見」を話しても、さっぱり理解できないです。

結局歴史の説明の途中からは地理の話になったのですが、これも「日本と中国」「日本とロシア」などの個々の位置関係ではなく、「東アジア全体の位置関係を把握すること=塊で覚える」を主として理解してもらいました。

高3生の、ある大学からの課題も面白かったですねえ。

その内容が理解できない生徒に説明するのに、30分ほど授業?をしてしまいました。

マナーとホスピタリティに関する内容だったのですが、生徒からホスピタリティの必要性を引き出すために「海老名サービスエリアのメロンパンの話」をテーマに圧迫質問を繰り返す私は、まるで「マイケル・サンデル教授」のようでした(自画自賛)。

今日も続く

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