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なので

いつもありがとうございます。塾長です。

中3生の作文返却をしたのですが、最近の作文で気になることがあります。。

文頭に「なので」を用いる生徒が結構いるのです。。

例:「私は受験生です。なので一生懸命勉強しています。」というような文を多く見かけました。

会話の中で出てくると、前の文章(原因)に対して後ろの文章(結果)を繋ぐ役割をしているような感じです。

私も会話している時には、つい使用してしまうことがあるように、話し言葉では用いられやすいのですが。

「なので」は断定の助動詞「だ」の活用形「な」+接続助詞「ので」であり、接続詞ではないので、文頭にくることはありません。

接続詞としてならば、「だから」や「したがって」などが適切です。

しかし、言葉は時代とともに変化しているので、10年後の辞書には、「なので」が接続詞として登場するかもしれません。

たまたま昨日、東海大の工学部元教授と話していたのですが、作家の故小松左京氏は、接続詞を使わずに文と文を繋ぐのが非常に巧かったそうです。

その先生は、小松左京氏のような文章を書きたいとおっしゃっていました。

接続詞だけでなく、言葉は変わっていくものなのでしょうか。

形容詞でも、そのうち、「い」で終わらない形容詞が容認されると考えています。

「早い」→「早っ」。「熱い」→「熱っ」など、会話では「い」が省略されることが最近非常に増えていると感じます。

正しい日本語を使おうと啓蒙しても、日本人の殆どがその言葉を使わなくなれば、それは既に「正しい日本語」とは言えないかもしれません。

いつから「いとをかし」と言わなくなったのか、私は知りませんが、過渡期の人々は、日本語の変わり様を、当時も嘆いていたのでしょうか。

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