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アイポイント梶原さんの想い【サッカー木村和司さんイベント】

いつもありがとうございます。塾長です。

「鈴木さんが先日いらした時、ちょっと困っているような表情に見えたので、心配で電話しました。」

とはじまる今日の記事は少し長いです(笑)。

テスト対策の補講中掛かってきた電話の主は、教室の裏にある眼鏡専門店アイポイントの梶原店長でした。

梶原さんとは、2004年にその眼鏡店がオープンした時からのお付き合いです。

あり得ないほどブランド物のメガネが安いお店があると、地元の床屋「カットハウスおしゃれ」の糸井さん(現・駅前商店会青年部長)から紹介されて行きました。

確かに、東海大学前駅という小さな町の眼鏡屋さんでは不可能とも思える、「良いメガネを少しでも安価で提供したい」という梶原さんの想いからの品ぞろえと値段でした。

以来10年ほどおつきあいさせて頂いておりましたが、教室を開校、子どもが生まれ、床上浸水に遭い、どんどんメガネを新調する余裕などなくなっていき、最近は時計の電池交換くらいでしか行くことが無かったのですが。

私が実行委員に加わっている、サッカー元日本代表ミスターマリノス木村和司さんの親子サッカー教室&トークショーの協賛金をお願いしに知り合いの企業やお店を回っていた時のことです。

今回のイベントは、地元への感謝や、被災地復興、子どもたちの将来へ向けてなどの実行委員たちの様々な想いから、スタートしましたが、なかなかその想いが通じず、へこんでいました。

想いに共感してくれる人、私との関係を大切に思ってくれている人たちは、個人法人関係なく、即答で協力してくれ、感激することもあったのですが、すべてが思い通りに行くわけではありません。

協賛してくれた企業様には、ささやかな御礼として、当日配布するパンフレット(木村さんのサインが入るので保存版となる貴重なもの)に広告枠をとっていました。

先週、最近買い物もしていないから行きにくいと思いつつも、同じく商店会周りをしてくれている松屋不動産の福嶋社長が行ってないだろうと思い(福嶋さんは視力が良いのでメガネを使用しません)、アイポイントにいったのですが。

営業中だったこともあり、話を少ししたところでお客様が来られたので、「お邪魔してすいません。」と他のお店に移動しました。

実はその日が、パンフレット原稿の締切日で、すなわち以降は、協賛してくれるお店があったとしても、その「永久保存版のパンフレットに広告掲載する」という特典がつけられなくなってしまうのです。

まあ、私のいつもの得意技なのですが、その後の時間仕事もあったので、アイポイントさんに再度行くことをすっかり忘れていました。

そこで冒頭の電話が昨日あったのです。

ちょうど、中3生が学校に提出しなければならない志望校と併願校についての相談が終わった時だったので、「確かに先日は説明が中途半端だったし、協賛は無理でも話だけでもしておこう」と梶原さんのお店へダッシュで10秒で到着。

理由を説明し、「と言うわけで先日来た日が、広告の締切日だったんですよ。だから協賛して下さいとは言えません。あはは。」と笑って、チラシを置いて帰ろうとしたら梶原さん、奥のレジからお札を持って来て一言。

「これ、少ないですけど気持ちです。それだけ頑張っている鈴木さんに、何もしてあげられませんが。」

「いやいや梶原さん。協賛金頂いても、広告載せられないんで悪いですよ。」

「そんなもの必要ないです。さっきね、そういえば先日鈴木さんが話の途中で帰られたけれど、困ったような顔をしてらして気になったので、電話番号を探そうとして出したこの鈴木さんのカルテを見て下さい。」

10年前からの私のメガネ購入履歴と、いつだれを紹介したかを書いてありました。

「10年前、他所から来て開店したて私のお店で、こんなにもメガネを購入して下さり、さらにこんなにたくさんのお客様を紹介して下さっているのですよ。その恩を忘れたことなどありません。」

ああ、この人はきちんと見てるんだ。

だから今、開店して10年経って他府県からもお客様が来るくらいの素晴らしいお店になっているのだと、感心するとともに、その、思いもよらない言葉に胸が詰まりました。

ただ私は、梶原さんが顧客目線で良い品物を安価で提供して下さるから通っていただけなのに。

確かにアイポイントは、某デパートにしか置かないような、しかも値引きができないような品物を、梶原さんの交渉力で仕入れてきて販売していて、それが評判になっているのは事実です。

私が今かけているメガネも、昭和天皇御用達のお店で作られたもので、国内でも、そう多く出回っているものではありません(当然、梶原さんが仕入れてくれたから私にも手が届く価格だったのは言うまでもありません)。

しかしそのような梶原さんの経営姿勢や、お客様そして私に対する想いが、その頂いた協賛金以上に伝わってくる昨日の出来事でした。

受け取った私の手の中のお札に、不覚にも涙が落ちました。

最近年取って水分が枯れて、涙なんて縁遠いものでしたが、まだ私にも水分が残っていましたね、いや、年取ると涙もろくなるっていうのか(笑)。

しかし、この話はここで終わりません。

もう一人熱い男が動いてくれたのです。

実行委員長の福嶋社長に、「これ、アイポイントの梶原さんがわざわざ電話くれて、趣旨を話したら、広告は要らないから気持ちでどうぞってくれたんですけど。」と相談しました。

「ちょっとまって印刷止めちゃうから。そんなありがたい気持ちに応えないわけいかないでしょ。」

今、何とか眼鏡専門店アイポイント様の広告が載せられるかもしれません。

私の想い→梶原さんの想い→福嶋さんの想いと繋がって、今回の企画、地元の子どもや大人もプラスですが、色々な人の想いを感じられて、実行委員をやっていて本当に良かったと、つくづく思いました。

楽屋話なのでブログに書くのもどうかなと思ったのですが、想いは通じ、人を動かすということを伝えたかったので、長文失礼しました。

そうだ、オチを忘れていました。

私より数歳年上の梶原店長、バリバリの木村和司さん世代のはずなのですが、「すいません。あまりサッカーには興味が無くてその方は存じ上げません。」ドテッ。

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