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授業報告書の重要性

いつもありがとうございます。塾長です。

私たち学習塾の講師の仕事の一つに、授業報告書を作成するということがあります。

この作業、実は、「きちんと授業をすること」よりも難しいのです。

学習塾とは一般的に、生徒に勉強を教え、その対価として授業料を戴き成り立っています。

一般的なビジネスでは、「サービスを受ける人=対価を支払う人」という図式が成り立ちます。

例えば、キャベツを買ってお金を支払う。電気を使って電気代を支払う。弁護士に相談して相談料を支払う。などです。

しかし学習塾は、保護者様が授業料を払い、そのサービスとして授業を受けるのは子どもたちです。

つまり、支払った本人は、直接サービスを受けてはいません。

もちろん、生徒の成績が上がったり、生徒が家でたくさん勉強するようになれば、「塾に行った効果が出ている。」と感じてくださるでしょうが、必ずしもそういう生徒ばかりではありません。

そこで、どのような生徒であっても、保護者様から頂いた授業料が、どのような「授業」というサービスとなり、その内容がどうであったかを、保護者様に報告することが必要になります。

そこで、「授業報告書」が重要になってくるのです。

私の教室では、授業が終わってから、講師たちが授業報告書の作成に取り掛かることが多いのですが、皆真剣に、時間を掛けて作成しています。

授業中に報告書を書いても良いことになっていますが、私の教室の講師たちは、授業に全力投球するタイプなので、出した宿題や、授業で進めたページなどをメモする以外は、ほとんど授業後に作業をしています。

お金を頂戴している保護者様に見ていただくわけですから、発覚した弱点、それに対して行った指導、前回より進歩した点、次回の課題などを、簡潔にわかりやすく書いていきます。

それを、上司である主任講師にチェックしてもらい、問題がなければ業務終了となります。

月末にはもう一度、違う主任講師がチェックし、印を押したものを、最後は塾長がチェックしてから保護者様のもとへ配布となります。

保護者様からすれば、この「紙切れ1枚」が、約1万円の投資の結果報告なのですから、大変金額の高い紙切れです。

講師たちは、授業時間と同じくらいの時間を授業後に費やして作業をしています。

それほど講師たちは、この「紙切れ」の重要性を認識しています。

稀に新人の講師が、この「紙切れ」の重要性を理解できず、何度も書き直させられることに不満な顔をすることもありますが、このことを理解できないようでは、私の教室の正規講師にはなれないでしょう。

ちなみに、書き直す講師が大変だと思う方もおられるでしょうが、何度も読み返してダメ出しをする主任講師のほうが、はるかに疲れるのは、見ていて明らかです。

見えないところに手間をかけること。

非常に重要なことだと思います。

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