« 【時事問題2011年1月その1】テスト対策 | トップページ | 学年別定員制 »

立命館大学の安岡高志教授のお話2

今日もありがとうございます。塾長です。

本日は、私の人生で3番目の師匠である、立命館大学教育開発推進機構の安岡高志教授のお話その2をお送りします。

私が大学院に在籍していた当時、先生は理学部教授でありながら、東海大学教育研究所の所長という、重責を担っておられました。

研究はもちろんのこと、学会や教育研究所の業務など、多忙な毎日を送っていましたが、それでも先生は、一度も「忙しい。」という言葉を口にしたことがありませんでした。

不思議に思って、その理由を尋ねると、「たくさん仕事があっても、こなす順序を決めているから、忙しいとは思わない。忙しいと口に出す奴は、大して忙しくないよ。」と、おっしゃっていました。

学生が先生を評価をするという、教育機関ではタブーとされているようなことも、率先して導入し、システム化しました。

そして最も授業が上手だったと学生から評価された教員を表彰し、その授業を公開し、他の教員に見てもらうという試みも、先生のアイデアです。

このお陰で、今まで威張ってばかりいた教授たちが、少しは授業の工夫をしたり、働くようになったそうです。

学内改革派の急先鋒であったために、保守派の教授たちからは疎まれていたそうですが、大学が、これからの少子化時代に生き残っていくためには、大きな変革が必要だと、改革の手を休めることはありませんでした。

先生は、研究以外でも、興味を持ったことは、とことん追求していく人でした。

茶道、社交ダンスなど多趣味で、現在はオーロラ鑑賞がお気に入りのようです。

ちょっとした病気で入院した時も、差し入れられた漫画、『スラムダンク』と『ドラゴン桜』を、とても興味深く読んだそうです。

また、礼儀作法を重んじ、大学の講義でも必ず始業時に、「起立、礼、着席。」と、やっていました。

立命館の授業でもやっているのか、見てみたいものです。

研究室としては、化学科でありながら、学生の興味を持った研究を自由にさせていたため、他の教授たちからは、異質と見られていました。

例えばある学生は、偉人と呼ばれる人たちに共通点が見つかれば、そういう人材を多く育成できるのではないかと考えました。

普通ならば、それは個人の才能だと一言で片付けられそうですが、この学生は先生から許可をもらい、徹底的に調査し、幼少時代や家族構成などに、いくつかの共通点を発見した記憶があります。

私は大学院の授業やゼミで、どちらかというと知識よりも、先生の考え方や、物事への取り組み方を学びました。

そして、自身も少し変わった研究をさせてもらえたので、最終的には京都大学での研究発表や、学会誌への掲載もされました。

今でも研究者として、塾経営の傍ら、日々教育関連の興味がある事象について考えておりますが、いずれ先生に相談して、論文にまとめたいと思っています。

次回は、その先生から学んだことを、どのように学習塾経営に活かしているかを書きたいと思います。

|

« 【時事問題2011年1月その1】テスト対策 | トップページ | 学年別定員制 »

塾長の記事」カテゴリの記事

思い出話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/548806/50554048

この記事へのトラックバック一覧です: 立命館大学の安岡高志教授のお話2:

« 【時事問題2011年1月その1】テスト対策 | トップページ | 学年別定員制 »