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JUSTICE

おはようございます。いつもありがとうございます。塾長です。

世界最高峰の教育機関といわれるハーバード大学は、全ての講義を非公開にしているそうです。

その中で唯一公開が認められた講義が、マイケル・サンデル教授の「ジャスティス=正義」という講義です。

今調べたら、NHKで放送されているみたいですね。

延べ12000人を超える学生が受けた人気講義です。

この講義で出てくる問題には、正解がないそうです。

正解よりも、その問題を各学生がどう解釈し、どう結論付けていくかの過程が重要だからです。

例えば、こういう問題があります。

あなたは、暴走している列車の運転士です。暴走を止めることはできません。

目の前に線路で作業をしている5人の作業員がいます。このままいけば、この5人は確実に轢かれて死ぬでしょう。

そんな時、その線路から抜けられる引込み線を見つけました。

引込み線に入れば、5人の命は助かります。

しかし引込み線の先には、1人の作業員がいますので、こちらに行っても1人は確実に死ぬでしょう。

5人の作業員を助けるために、本来行く予定じゃなかった引込み線に行き、死ぬ予定じゃなかった1人を死なせるか、元々の線路を行き5人を死なせるか、あなたはどちらを選びますか。

ちなみにもちろんこの問題にも正解はないそうです。

多くの国々から集まった学生たちが、色々なことを考えて、倫理や生命そして正義について考えていくので、難しいながらもとても良い授業だと思いました。

私は医学部を受験する時に、似たような問題を出題されたことがあります。

医師の場合、より多くの人命を救助することを求められるので、被害を最小限に留めるような考え方が優位とされると、予備校で習いました。

実際の医療現場でも、大規模な災害があった時は、助けられる命と助けられない命を分け、治療の優先順位を決めていくそうです。

先ほどの話でもし、1人の作業員のほうが、自分の家族や友人・知人だったらどうでしょう。

考えはまた、かわるかもしれませんね。

ちなみに私は、5人が死んででも、家族や友人を助けたいと考えます。

その考え方が原因ではなく、学力が足りなかったからだと思いますが、医学部は2年連続で国立私立全部落ちました。

深く考えてみたいという方がいらっしゃいましたら、是非、この問題にチャレンジしてみて下さい。

うちの教室では「JUSTICE」の講義はありませんが、今日も受験生たちは、教室に来て、受験勉強の中で、深く悩み考えてくれることでしょう。

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