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本当に忙しいのですか?

おはようございます。いつもありがとうございます。塾長です。

教室では、テスト1週間前から、自習室で学校に提出するワークを仕上げることを禁止しています。

理由は、学校のワークは毎日コツコツと自宅でやるもので、テスト前に塾に来たからには、テスト対策のために自習をしてもらいたいと考えているからです。

もちろん学校のワークも、それがテスト範囲なわけですから、きちんと行うことでテスト対策にはなるのですが、普段からワークをすすめている生徒が少ないため、どうしても試験前に「終わらせればいい」という感覚で一気に、しかも答えを見つつ行う生徒が多いので、このようなルールにしているのです。

しかし、昨日自習に来た5,6人に確認したところ、ほとんどがまだまだワークを終わらせていない状態で、自宅だとどうにもできないとの声が多かったので、今回だけという条件で、金曜日まではワークをやっていいということにしました。

もちろん、自宅でワークを進めて、わからないところを教室で確認するというのなら大歓迎で、そのような生徒もいるのですが、基本的に生徒たちは、テスト前にしかワークをやろうとしません。

何故普段から取り組まないのか聞くと、大抵「忙しいから。」という答えが返ってきます。

部活などもあるし、塾で大量に宿題も出されるので、ある程度の言い分は聞きますが、しかし、そのような中でも、きちんとやっている生徒もいるわけですから、「忙しい」は言い訳にはなりません。

実際に、忙しいと言っている生徒の中には、自習室でボーっとしている生徒や、お喋りしすぎて注意されている生徒などもいます。

つまり、自分の都合で勝手に忙しいと思い込んでいるだけなのです。

私の大学院の指導教員だった安岡先生(現立命館大学教授)は、「忙しいと言ったことも思ったこともない。」と常々おっしゃっていました。

私から見ると、授業や研究、講演に学会など、寝る時間があるのかと思うくらいに忙しいはずの先生が、忙しくないはずはないと思っていたのですが、先生曰く、「本人の気の持ちようでしょ。」だそうです。

つまり、忙しくなくても、「忙しい」と言い訳すれば、そこで自分の進歩は止まるし、忙しくても、それが普通だと思えば、どんなことも辛くないということみたいです。

それを聞いてから私も、「忙しい」とは言わなくなりました。おそらくもう5年くらいは忙しいという言葉は使っていません。

どうしても忙しいと言いそうな時は、「今日は○と○があるので、何時から何時までは時間がとれません。」と、きちんと具体的に説明することにしています。

そうすることによって、自分でも冷静に、本当に時間がないのかを考えることができるのです。

ちなみに安岡先生に、「どんなにたくさんの仕事があっても、忙しいと思わないですむ秘訣を教えて下さい。」と尋ねたことがあります。

先生は、「来た仕事を忘れること」と言っていました。そういえば先生に用件を聞くと「ああそういえば、そんな話もあったな。」と、答えが返ってくることが多々ありました。

そう言いながらも多くの仕事をこなすのですから、さすがだと思いました。

「心を亡くす」と書いて、「忙しい」。私としてはあまり使いたい言葉ではないですね。

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