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ケロロ軍曹を観るおじさん

おはようございます。いつもありがとうございます。塾長です。

日曜の深夜に、「ケロロ軍曹」というアニメ番組が放映されているのですが、それを真剣に観ていたら、妻に、「そのアニメって子ども向けでしょ。中学生でも観ないよね。」と言われてしまいました。

確かに、あまり大人が観る内容ではないかもしれませんが、深夜に放送されている時点で、子どもに向けて発信しているとは思えません。

私は、ケロロ軍曹に限らず、よくアニメ番組を観ます。また、漫画も読みます。

塾の先生がそんなことでよいのかと言われそうですが、私はこれでいいのです。

子供向けのアニメ番組であろうとも、制作しているのは大人です。その道のプロフェッショナルが集まって、どういう内容やキャラクターにしたら、子どもに受け入れてもらえるのだろうというのを真剣に考えているのです。

それを知ったのは、私がまだ20歳代の頃、俳句を教わった師匠の赤塚不二夫先生のプロダクションにお邪魔していた頃です。

赤塚先生自身、「天才バカボン」や「ひみつのアッコちゃん」など、子ども向けの漫画を多くヒットさせてきましたが、その制作会議の現場では、大の大人が何人も集まって、どこをどうしたら子どもが笑ってくれるかなど、真剣に話し合っているのをいつも目の当たりにしてきました。

ですから、そういう思いが込められて制作されたアニメ番組は、こちらとしても真剣に観てしまうのです。

そして子どもたちのように、純粋に作品を楽しむというよりも、「この部分で制作者はなぜこのセリフを使用したのか。」とか、「ここの背景はどういう意図でこうなったのか。」など、かなり細部に注意を払って観ています。

その、画面に釘付けになっている姿が、「アニメを真剣に観る40歳過ぎのおっさん」として、奇妙に感じられたのでしょうね。

漫画にしてもそうです。フジオプロで、その制作現場を見ていたからこそ、それぞれの作品の場面に応じた、制作者がどのように苦労したのかなどを考えながら読んでいるのです。

ですから、娯楽として漫画を読む趣味はありませんが、芸術作品の制作過程を考えるという意味で、とにかくアニメも漫画も、多くの種類に目を通すようにしています。

以前、塾生から、私があまりにも「新世紀エヴァンゲリオン」というアニメに詳しいのを知って、「塾長ってエヴァおたくだよね。」と言われたことがありますが、全くの誤解です。

この作品に込められた作者の思いは、アニメ番組として1回鑑賞した程度では、全く理解することができないのです。

ですから、理解できるまで何回も繰り返し鑑賞したおかげで、内容に詳しくなっただけのことです。

赤塚先生の仕事ぶりを見ていたわたしにとって、アニメや漫画は、ただの趣味や娯楽では片付けられないほど、奥が深く、研究に値するものであると思い、誰が何と言おうと、これからも多くの作品を観続けるつもりです。

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