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スリッパの神様

いつもありがとうございます。塾長です。

メジャーリーグで活躍するイチロー選手が、道具をとても大切に扱うということを知っていますか。

イチロー選手は、高校生の頃から、部活動が終わった後、たった一人で部室に残って自分の野球道具の手入れを入念に行っていたそうです。

このグラブがあるからいいプレーができる。いつもそう思っていたらしいです。

これは、イチロー選手の高校時代の野球部の監督だった中村豪さんが、著書「イチローに教えたこと、教えられたこと」の中で語ったことで、この本は、まだイチロー選手がメジャーリーグで活躍する前に書かれたものです。

今でも活躍を続けるイチロー選手の、心の持ち方が伝わってきて、また、道具を大事にすることの大切さを教えられた一節でした。

これは、スポーツだけではなく、勉強や仕事にも言えることだと、読んだ時に非常に納得したのを覚えています。

ずいぶん前ですが、この本を読んだ時に、たまたま教育実習で道徳の授業もすることになったので、私はこの話をしました。

すると、担当のクラスであまりにも好評だったため、学年主任の先生に依頼されて、結局同じ話を同学年の5クラスでするはめになりました。

現在、毎日教室で、多くの生徒の授業への取り組み方を見ていると、道具を大事にする生徒と、そうでない生徒がいることに気がつきます。

そして自分の使う鉛筆や消しゴム、ノートなどを、大事に使えない人は、勉強への取組みも乱雑になっているように感じます。

だから、文房具や教科書に限らず、教室の椅子や机、さらにはいつもはいているスリッパまで、丁寧に扱って欲しいのです。

そう、勉強でイチローのように活躍して欲しいから。

という話をして、「だから帰る時もきちんとスリッパを揃えて帰るんだよ。」と、昨日の塾生の帰り際に言おうとしたのですが、話が長くなりそうだと思ったのでつい、話を変えてしまいました。

「今日塾で習ったことを、定着させるには、まずスリッパをきちんと揃えること、そうすることで、きれいに並んだスリッパのように頭の中もすっきり整理される。それに、スリッパをきちんと揃えないと、受験に効果のあるスリッパの神様が怒って、志望校に受からなくなるぞ。」

都市伝説にも加えてもらえないような作り話でしたが、志望校合格という言葉に反応したのか、それを聞いた塾生たちは、これから毎日スリッパを揃えて帰ることを約束してくれました。

うーん、一件落着かな。

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